ドレイズ

ある秋 晴れた日の朝
心地良い 乾いた光と
背を写すあなたの顔
口を開けば全てが目まい

それはひとつだけ残した言葉

「洗い流して閉まって」

「冗談」

と、笑うと視線落として
手を握り
そして離しては 突き飛ばした。

あの頃
感じていた愛おしさとか
今、引き合いに出すこと自体
愚かと、悟った。



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