実
月光が あぁ 縺れて
未だ待って もう昨日
食べたがったあの実
粉々に砕いたならば
きっとお口に似合うサイズに
もどる
真夜中が発す
毒は体の中を青色に染めて行く
きっとあの実も
融けてゆく
紅茶がたゆたう
真昼の夢
食べたがったあの実
粉々に砕いたならば
現 となり
穴に落ち込み おわる
満たされた妄想
悲しむことは無くて
空っぽに 気が付いて
きっとあの実も
消えていて
戀
歌詞倉庫地図/
驪
雑居1番地
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